2014年07月22日

白神山地へ!

連休を利用して、白神山地に行ってきました。久しぶりの旅行でずっと楽しみにしていました!
最初は秋田経由で、リゾート白神に乗って北上し、日本海に沈む夕日を見ながら温泉に入って十二湖を巡るコースを考えていたのですが、そちらはとても人気があるようで、1ヶ月前には宿が全然空いていませんでした。また機会があればそちらも行ってみたいです。
なので、青森、弘前を経由して、西目屋村に滞在し、白神山地の世界遺産に登録されている地域を巡るコースにしました。そちらのほうがちょっと山道がストイックそうなので、不安だったのですが、なんとかなりました。
青森に行くのは人生で3度目です。
大学1年生の夏休みに、青森県の文化事業で、津軽半島の鶴田町に1ヶ月レジデンスさせてもらいました。
基本は滞在しながら、ワークショップをしたり、作品を作る、という内容です。
鶴田町の近所を散策していると近所の人々が家でお茶をふるまってくれたり、バーベキューに招待してくれたり、林檎農家さんが色々教えてくれたり、町のお祭りや、五所川原のねぶた祭りにハネトの衣装で参加させてもらえたり、鶴田町の人々がとてもよくしてくれて、あの時の恩をいつか何かで返したいと思っています。一緒に滞在した色々な美大の仲間とはいい友達になれました。
その年の秋に、私達が作った作品の展覧会があるということで、今度は自分達で青森にいったのが2度目でした。私は、当時私がやっていた、細い口のチューブに詰め替えた絵の具を搾り出しながら線を執拗に塗り重ねて描くやり方で林檎の木の絵を描きました。鶴田町の人々に「こんな絵はみだごとねえ!」と褒めてもらった記憶があります。当時まだ色々と未熟だった19歳の私なんかを、あんなに素晴らしい文化事業に採用してもらえて、本当に感謝しています。

初日は新幹線で新青森まで行き、青森で魚介を食べたり、ねぶたを見て、弘前に向かいました。
弘前の街中を自転車で色々巡るのを楽しみにしていたのですが、弘前についた途端ひどい雷雨に合い、なんとなく観光する感じではなかったので、そのまま西目屋村の宿まで1時間かけてバスで向かいました。
西目屋村で唯一のカフェというところに行きたかったのですが、閉店時間よりも早く閉まっていました。
残念!もう今日人来ないからいいかなーと思ったんでしょうか。
今度は小さな町の店には「今から行きます!」て電話しておくのが大事だと学習しましたw
西目屋村で早い夕食や温泉に入ってのんびり過ごしました。
大雨の影響で、目的の暗門の滝への道が冠水し通行止めになっていると聞いて、明日は通れますように!と祈りながら寝ました。

祈りが通じたのか、次の朝はとてもいい天気で、暗門の滝への道も開通しました!
一方前日色々と調子に乗って食べ過ぎた私は胃腸の調子が絶不調という自体に。
私はしじみ汁だけいただいて、旦那さんが二人分の朝食を平らげていました。
普段は食の細い人なのに、昨日沢山歩いて食欲が出たようです。日頃の運動不足ぶりを感じますね。
兎に角ここまで来たのに白神山地に行かないわけにはいかん!
と思いハイキングに出かけました。
30分バスに揺られると「アクアグリーンビレッジあんもん」というハイキングや登山の起点となる施設に到着しました。
私達は登山靴を持っていないので、そちらで長靴をお借りして、旅行の荷物をコインロッカーに預けていざ出発!
とりあえず湧き水を酌むところから。
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冷たくて美味しそうなのですが、胃が痛くてがぶ飲みできない…。
「ブナ林のコースは高低差があってちょっとハードだから帰りにはきついです」という情報を事前にネットで仕入れていたので、行きにブナ林を通ることにしました。いきなりすごい急な階段だったので、ひゃあ、と思いましたが、「こんなにおばちゃま達が沢山きているし、《初級コース》って書いてあるし、階段は最初だけだろ」と楽観的に思っていました。ところが、登りの階段が延延と繰り返されてハードなこと!
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見渡す限りブナでございましたが、ちょっと登山がきつくてブナを楽しむ余裕がありませんでした。
(実は家に帰ってから気づいたのですが、ブナ林ルートには急な坂が7回あるルートとほぼ平坦なルートがあり、道が整備されいてるのに安心して適当に歩いていた私達は急な坂のルートに行ってしまったようでした…)
しかし、頻繁に湧き水に遭遇し、それに手を浸すと本当に気持ちよくて、胃腸の疼きが止まる感じすらしました。
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「こりゃあ聖水だぞ!」と騒いでいると、旦那さんには「またまたー」と言われましたが、プラシーボだとしても私には効果があったんです!
やっぱり山の水って本当に綺麗。

下りも急な階段で、やっと沢のところについてごろんと寝転がって休憩しました。
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水の大きな音と冷たさでとてもリラックスしました。
それから暗門の滝までは沢沿いに歩いたので、高低差はほとんどありませんでした。
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そして、奥に行けば行くほど、水で切り開かれた断崖の様相は険しく、美しくなっていきました。
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道も、単管パイプに板という作りのところが増え、スリリングで面白かったです。
案外沢の道が長いなあ、もしかしてもう目的の滝過ぎてたりして…と不安になったころ、

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遂に暗門の第三の滝に到着しました!
わあ!水の轟音と水しぶきに包まれて、ここまで来れて良かったあとしみじみ思います。
日光や知床、屋久島など色々な場所でこれよりもゴージャスな滝を観ていますが、
やっぱり自分の足で歩いて苦労してたどり着いた滝はまた感動もひとしおです。
実は、「第3の滝」ということで、さらに奥にもっと滝の落差がある第二の滝、第一の滝があります。
第3の滝の落差が26mなのに、第一の滝は42mだそうなので、もっともっとすごいんだろうなあ!と思いつつ、次の滝に向かう道が超絶急な登り階段なのを観て体調が万全ではない今回は断念しました。
また、体調がいいときに、(今度はブナ林を経由せずにw)第一の滝まで目指してみたいです。

帰りはやや下り坂気味の沢沿いを歩いて無事「アクアグリーンビレッジあんもん」に戻りました。
こちらの施設は温泉と食堂がついています。弘前に帰る2時間に1本のバスの時間があったので、お昼を食べただけで温泉には入れなかったのですが、着替えるために温泉の脱衣所を使わせてくれたので、ちらっと温泉を観ることができました。露天風呂になっていて、とても気持ちよさそうで、「悔しいー!」と思いつついそいそ着替えてバスに乗り込みました。それにしても、青森に来てから色々な人に道を聞いたり、乗り物のことを聞いたり、ちょっとお願いごとをしてみたり沢山して、みなさんが本当に親切で臨機応変で温かかったです。

想定よりもハイキングを満喫してしまい、行きたかった青森県立美術館に寄る時間がなくなってしましました。シャガールの巨大なアレコを観たらきっと感動しちゃうなあ、と楽しみにしていましたが、しょうがないですね。
色々心残りができましたが、「また来てね」ってことなのかなあと思って、またいつか来られる日が来るのを楽しみにしたいと思います!

新幹線までの残り時間で、ねぶたの写真がパッケージになっている大好きな濁りりんごジュース(本当に美味しいです!)の大瓶や、狙っていた津軽塗り(漆)のお椀は手に入れられたので、満足です。
早めの夏休みを満喫できました!
posted by marie at 14:25| Comment(0) | 旅行や日常の自分のこと
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