2016年01月15日

油絵との歩み寄り。第一歩目。

私は油絵で大学を卒業して、芸大の大学院も油絵で合格した経歴なのに、油絵には散々苦しんで2010年頃から油絵を描くのをやめていました。
しかし、自分の絵の世界感を深める為にマチエールの幅を広げたいと感じて、今年、ようやく油絵を解禁することにしました。

「オドレス ターペンタイン」は臭くない!
「スペシャル ルソルバン」は薄塗りでも発色がいいーーーーー!!
なんてことだ!たった数百円余計に出せば、私の全く知らないすごい油絵のオイルがあるんじゃないか。すぐ隣に。
恥をしのんで今の正直な感動を書いておきます。
学生時代は沢山沢山描きたかったので、
「如何に安い画材を大量に手に入れるか。カサを増やすか。」ということばかり考えていました。
ちょっと高いお金を出して、機能性の高いオイルを買うという発想はハナからありませんでした。
最初から勉強し直しですよこれは。

嫌いだった、キャンバスの「縁」も、タックスが見えないように木枠をキャンバスで包み込んで
裏で止める「フローティングキャンバス」のやり方で貼ってみたら、なんと、
これはスッキリして慣れ親しんだ水張りと見た目がとっても似ているではないですか!

過去の私は安くて臭いターペンタイン(テレピン)で描き出して、リンシードかポピーオイルの乾性油を自分で調合しながら描き進めるタイプでした。しかし、描き出しは臭いし(私はニオイにちょっと敏感です)、テレピンはさらさらしているけれど画面にしっかり色がつかないし、薄塗りの描きだしでリンシードやポピーオイルはちょっと入れすぎるといきなりドロドロするし、そうやって調合を間違え続けると思うように上の絵の具が乗らなくなって、乾くのも遅いし最悪でした。しかし、「調合油」というとっても便利なものがあるじゃないですか!!私は「調合油」というのは、オイルの種類が分からない初心者の人が使う為に画材屋さんが調合してくれたものだと勘違いしていました。違いますよね。幅広く使える状態に「最適な調合」をしてくれた油だったんですね。しかも、ダンマル樹脂まで調合されていて、速乾性まであるじゃないですか!
苦手だった描き出しも、臭くない揮発油と、さらっと最適化されたスペシャルルソルバン(調合油)のおかげで、ガッシュの時の下地のようにするすると気持ちよくスタートできました。
このまま順調に行きますように!
posted by marie at 23:18| Comment(0) | 絵のこと
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