2018年08月06日

長野キッチンモザイク制作中

長野でリフォーム中のお宅用に、キッチンの壁のモザイクを製作しています。
とっても眺めのいいロケーションの囲炉裏のある素敵なお家で、和洋折衷、昭和モダンな雰囲気にリフォームされています。
キッチンの壁紙はシックな紺色、キッチンは無垢材だそうです。
猫と紺色を入れて、後は自由に!ということで、人形劇に関わりの深いご家族に合わせて、楽しく色々なイメージが沸くようなデザインにしました。
制作経過その1
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↑正面
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↑側面

サイズが大きいので、モザイクのベースを用意するのもなかなか大変でした。二階のアトリエだと色々持ち上げるのが重いです、、。
今回は、クライアントさんのリクエストあで、2016年に多治見の長江陶業さんで作っていただいた、私の墨絵の絵タイルを使いました。自分のタイルを使えて嬉しいです!いいアクセントになりました。

制作経過その2
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↑正面
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↑側面

正面の壁が目地埋め前まで完成したところです。少しガラスのズマルトや、フュージングしたガラスなども入れて雰囲気が固くならないようにしています。

ここまできたところで、娘が風邪をひいてしまい、一週間ほど制作を中断しています。
皆さまもお体をお大事に!

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2018年07月09日

表札製作

製作していた3点の表札がほぼ完成し、一つを設置しました。
これは接着剤ではなく、金具で取り付ける方式を試してみました。ステンレス製金具を発注しようとしたらとても高額だったので、アルミで手作りしました。強度は十分ありそうなので、あまりご予算のない場合にはアルミの手作り、ご予算に余裕がある場合はステンレスをおすすめしようかと思います。
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今回初めて使った施釉のグリーンのタイルがガラスとの相性が抜群でした。パーツを作るのに、釜が小さいので4回以上焼いたと思いますが、陽に当たるとガラスが一層綺麗でやってよかったです。
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表札の形は家の形と合わせました。

残り二つは金具を取り付けて8月頃設置予定です。


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2017年11月09日

山中温泉にて作品設置

11月3日に山中温泉の鶴仙庵さんの中庭に橋猫を設置しました!
私と娘と夫は前日に小松空港から現地に入り、家族で露店風呂を満喫して3日に備えました。
3日は晴天で助かりました!

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道路と作品を設置する中庭には3階分くらいの高低差があります。
大きなクレーンが登場して、いよいよだなー!とワクワクしました。

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先に、基礎のブロックを降ろしました。

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そして、作品に慎重に帯をかけてもらい、、

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「わー!」と空を飛ぶ猫に見ていた大人達で大喜びしてしまいました(笑)

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そして中庭に一旦降ろして、私がぐるぐる見回って、角度や設置位置の最終調整をしました。

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調整が終わって、いよいよ基礎のセメントを投入!

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時間をおいて土を入れてもらい、この日の工程が無事完了しました!

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事故やケガもなく、作品も綺麗に収まって安心しました!
夕方には友人も家族で見に来てくれて、大仕事が終わったなーと、ほっとしました。
この日もゆっくり温泉につからせていただきました。

次の日は大雨で、3日に降らなくて本当に良かったと思いました。
芝はりを見届ける予定でしたが、当然作業はできず、部屋で家族で昼寝したり、雨が弱くなってから少し山中温泉を散策したりしました。その間も、大雨で何か作品に不具合が出ないかと実は心配でした。

5日、飛行機で帰る朝早くから、芝はり作業をしてくださり、無事に完成を見届けることができました!
作品にトラブルもなく、むしろ大雨でも大丈夫なところを確認できて良かったです。

朝だったので強い逆光で、温泉の湯気もあり、神々しい感じでした。

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裏側は陽をあびて、タイルの色がとてもきれいに出ています。

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注文くださった、鶴仙庵のオーナーさんやコーディネートしてくだったボングーさん、この日芝をはってくださった職人さんと記念撮影!皆さまありがとうございました!

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posted by marie at 13:50| Comment(0) | モザイクやガラス

2017年11月02日

搬出

11月1日に、武蔵通商さんの素晴らしい梱包で橋猫は旅立ちました!
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皆様本当にお疲れ様でした!
posted by marie at 22:16| Comment(0) | モザイクやガラス

橋猫完成しました!

目地うめ、磨きまで終わり、遂に完成しました!

これはトラス橋の体を持つ猫です。タワーは人に、橋やクレーンは動物に見立ててしまいたくなる私が考えた、ダイダラボッチのような巨大なトラス橋の猫です。渓谷にまたがってあっかんべーをしております。

ステンドグラス制作に留まらず、 一緒に作ってくれた妹尾和加子ちゃん!来る日も来る日も地道な仕事を的確にこなしてくれて、彼女なしにはできませんでした。

判断ミスで目地で大失敗をして作品を殺してしまった日、夜に家で私がパニックを起こしたせいで大変な迷惑を被った夫でしたが、次の日には会社を休んで過酷な作業になった修正と仕上げを手伝って、作品を蘇らせてくれました。

娘の保育園なしには仕事ができませんでしたし、追い込みの1ヶ月、風邪もひかず元気に過ごして、毎日私に元気をくれた娘にも助けられました。

最初にアトリエ探しの為、地元のいい不動産屋さんをママ友に紹介してもらうことに始まり、技術的アドバイスのみならず材料まで提供してくださった橋村さんや荻島さん、FRPを作ってくれたミケラムウトさん、他にももう本当に沢山の方々の協力と励ましをいただいて、ここまでくることができました。

皆様本当にありがとうございました︎

残るは設置作業です!


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2017年09月21日

橋猫モザイク モルタル完了

展覧会が終わってから、橋猫オブジェの制作を再開しました。
まずは、妹尾さんに頼んでいたステンドグラスを装着しました。
FRPが妹尾さんの想像していたよりもずっと固かったようで、釘が打てず、ドリルの歯が折れたりするハプニングをもありつつ、何度もホームセンターを往復しながら、なんとか装着できました!
その可愛いこと!
光を通すととてもいい具合です。

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それから、モルタルを塗る準備で、ラス網を張る作業に入ったのですが、私がSNSにオブジェにラス網を張る予定と掲載したところ、形が複雑な部分のラス張りについて、モザイクの先輩方から、いろいろなアドバイスや材料の提案を受けました!本当にありがたいです!
それらを色々実験して、時間はかかってしまったのの、最終的には、形がシンプルな部分はラス網のビス止め、複雑なステンド周辺は大きなサイズのグラスネットのビス止めで、ステンドぎりぎりのビスが打てないところのみ接着剤を使用、という方法で、とてもうまくいきました。固いFRPに300本近いビスを下穴をあけてから打ち込みました(計600回の作業)。私が以前から使っていたドライバードリルでは効率が使ったので、思い切って高品質のマキタのインパクトドライバーを購入して臨んだところ、仕事が倍速になりました!やっぱり道具が大事。

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そして、ステンドをマスキングしたり、準備をして、ようやくモルタル塗りへ。
これはとても楽しい作業です。

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ステンドグラス設置以降はずっと妹尾さんに手伝ってもらっています。
二人だととても心強いですし、効率がいいです!
屋外での作業ですし、私は保育園のお迎えの時間までしか作業できませんので、
一日の作業時間が限られています。
なんとか二人がかりで、モルタルの二度塗りは2日間でやることができました!

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そして、名古屋モザイクさんと、長江陶業さんから購入したタイルも届き、タイルを紙のシ―トからバラす作業も完了!

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次はいよいよモザイクに入ります!
posted by marie at 12:19| Comment(0) | モザイクやガラス

2017年09月20日

石川出張‐オブジェ設置の打ち合わせ

先日、橋猫オブジェの打ち合わせの為、コーディネートしてくださっている(株)ボングーのお二人と一緒に石川県の旅館に行ってきました。
こちらを訪問するのは、昨年の11月以来です。昨年の11月はまだ産後間もなく、ふらふらしながら、しかも皆様に色々とご迷惑をおかけしながら行きましたが、今回は旅を楽しめました。
山中温泉は雨の多い地域らしく、私たちが空港に着く前にもさーっと降ったそうでしたが、ついたころにはカラット晴れて、無事任務を遂行できました。

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こちらは改修工事を終えた中庭です。
以前はもっと鬱蒼としていましたが、スッキリしました。
こちらに作品を設置します。

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「ここら辺がいいです。」の私。橋猫の鉄の脚部分を写したシートを敷いた上に立っています。
旅館の中からは3方向から見えるのと、斜め上方の道路からも見える位置なので、代わりの方に立ってもらって、色々な場所から見て調整しました。

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基礎工事を請け負ってくださる業者の方が印をつけてくれています。
当日にクレーンで位置を微調整しながら設置します。
東京からの作品の移動と、中庭にクレーンで下す作業、基礎工事のことなどオブジェ関連の打ち合わせと、壁画制作の打ち合わせを終えて、無事任務完了!

この後はオーナーが近隣のお魚料理のおいしいお店でご馳走してくださり、お腹がはちきれそうな程いただきました。1階が目の前の漁港で水揚げされた魚を販売しているお店で、自分で選んだ魚を2階で調理して頂けるという素晴らしい仕組みでした。

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オーナーが作品を楽しみにしてくださっている有難いお気持ちもひしひしと伝わってきて、一層頑張らなくちゃなーと、改めて思いました。

次に来るのは設置の時です。
あと1か月半、頑張ります!




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2017年06月23日

FRP成型完了!

娘はお腹の調子が戻ったら、急に離乳食を沢山食べるようになりました。
ご飯の美味しさに気づいたようです。
もともと食いしん坊な娘なので、これからご飯をたくさん食べてますます大きくなりそうです。


ミケラムウトさんに頼んでいた橋猫オブジェがFRPになって帰ってきました!
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大人気で本当に毎日毎日忙しい井浦さんに、合間を縫って作っていただけて有難いです。
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ここに、ステンドグラスを入れて、ラス網をネジ止めで全体に巻いて、モルタル下地を作って、、とこれからまだまだ道のりはありますが、4分の1くらいの工程は終わったので、良かったです。
しかしながらFRPのこの猫ちゃんは細かいガラス繊維でできているので、ちょっと触るともうチクチクして大変です。ラス網をネジ止めする時はそのガラス繊維が宙に舞いますし、手袋など装備していても、やっぱりちくちくするので正直一番嫌です。。

とりあえずは展覧会の準備がありますので、一旦オブジェ制作はお休みです。
この間に、ステンドグラスの進行中なので、展覧会後に仕上げまで本格スタートです!

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2017年06月07日

オブジェ進行中

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橋猫オブジェのFRP原型ができました。最初はザックリとニクロム線の熱のカッターで切り出しましたが、曲面を出すのは発泡スチロールカッターと紙やすりで地道にジョリジョリと削ったので私もアトリエも発泡スチロールまみれでした。
そしてこれは無事にFRPにしてくれるミケラムウトさんに預けて、私の最初の任務が完了!
1ヶ月後、FRPになって帰ってくるのが楽しみです!そして、その後は真夏汗だくのモザイク期間がきます。恐ろしい!

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そしてステンドグラスの方も進行しています。
渋谷の興和ガラスで足りないガラスを購入して、いよいよ妹尾和加子ちゃんのステンドグラス制作が始まりました。私の原画を型紙にして貰って、葉っぱのステンドグラスはガラスのパーツが大分細かいですね!よろしくお願いいたします。

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私の方は購入したガラスの溶け具合を繰り返しテストして、フュージングするパーツの準備をしています。ガラスによって溶ける温度が微妙に違うので、形を統一するには何度かに分けてフュージングしないといけないようです。

さて、一方娘は保育園で流行中のお腹の風邪を貰ったか、はたまた最近離乳食を沢山食べられるようになった影響か、お腹を壊し気味で保育園を早退したりしております。
色々仕事も立て込んでおりますが、とりあえず娘が元気じゃないと私もソワソワしてしまいます。早く治りますように!

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2017年05月25日

ステンドグラス打ち合わせ

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オブジェの抜け部分にステンドグラスを入れるので、大学院時代からの友人でステンドグラス作家の妹尾和歌子ちゃんと初コラボすることかななりました!いつかこんな日が来るのを待っていたので、とても嬉しいです。学生時代には和歌子ちゃんの壁画制作を手伝ったり、何年か前には病院に設置した和歌子ちゃんの石の作品を手伝いに広島に行きました。一方、和歌子ちゃんには病院の先生を紹介してもらって、沢山の絵を購入していただけたこともありますし、今回は壁画のことも沢山アドバイスをもらって、学生時代から助け、助けられる仲間です。

学生時代、いつか一緒にコラボで作品を作りたいねとか、一緒にモザイクとステンドグラスと壁画の会社を作りたいねとか言っていたのが懐かしいです。

今回は2回目の打ち合わせで一緒にガラス屋さんに行きました。ガラスは職人さんの手づくりなので、おなじものがありません。これぞ、というイメージのものと出会うのは運ですし、沢山のガラスから探し出すのはなかなか大変です。興和ステンドグラスのお店のスタッフさんにはとても良く対応して頂きました!

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posted by marie at 11:39| Comment(0) | モザイクやガラス

2015年01月22日

モザイクの配色のこと

1月21日頃サイトオープン!とお知らせしてしまった、作品販売サイトARTS-STOREですが、(21日は難しいんじゃないかなーと密かに思っていましたが、やはり)オープンは今月末になりました。
どうぞ気長にお待ちいただきますようよろしくお願いいたします。

製作中の筒猫の顔。

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なかなか可愛い垂れ目の顔ができたので、よーくよーく考えて、続きをモザイクしました。
しかし、失敗しました。
失敗したと思った理由は「地味にまとめすぎた」からです。顔が可愛くできた故に、配色で失敗したくないなーと思い、安全パイで守りに入ってしまいました。
色というのは何もなくともストレートに心に訴えかけてくるものですのですが、何も訴えてこない作品になってしまったので、地味な原因を作っている部分をみんな削りとりました。

私の場合、モザイクが「難しい」「時間がかかる」「大変」な理由は、ガラスを割ったり細かい手作業で手間がかかるから、ということではありません。モザイクは色のついた限られた種類のガラスを組み合わせて作っていくので、配色が難しく、失敗しやすい。失敗したらモザイクを全部削りとって剥がし(→捨てる)、ガラスを割る最初からやり直し、だからです。モザイクは絵の具のような微妙な調整ができません。絵の具なら、例えば最初に置いた色の組み合わせが少し強くなってしまったら、次に置く色は彩度を抑えたり、中間色を置いて画面の中でバランスをとる事ができますが、モザイクは、その時自分がコレが必要だ!と思う「色」のガラスを持っていないことが殆どです。例えば私は絵でよく紫やピンクを使うのですが、未だに「これだ!」という希望通りの紫とピンクのガラスに出会ったことがありません。
(それでも、また絵の具以上に発色がよく、きらきらと輝くガラスが好きでモザイクを作っているわけです。)
というわけで、これまで培った私好みの配色の法則をそのまま応用できないのです。
毎回、頭の中で配色のイメージを作りながらすすめるのですが、やはりまだまだ経験値の少ない私は、思っていたものと違う仕上がりになることが時折あります。そういう時は大概、セメントでガラスをつけ始めて、5分くらいで、「ん?」と何か違和感を感じるのですが、もうちょっとやればよくなるかも、全部やれば案外いい感じになるかも、という少し気持ちが緩んだ状態で続行すると、想定の場所を張り終わったところで…「うわーやっぱりだめだぁ」と全部はがすことになります。
半日や一日が無駄になります。
例えば、地味なトーンで統一する、とか、パステルトーンで統一する、白や黒で統一、とかすればどうやったって配色が破綻することはありません。しかし、そういった誰にでもできる分かりきった配色で作ったところで、私らしい面白い作品ができるでしょうか。
ということで、「鮮やか」や「キュート」のぎりぎり”きわ”を探しています。
「鮮やか」はやり過ぎれば「ケバイ」圧迫感のある作品になってしまいますし、「キュート」をやりすぎれば「ぶりっこ」で媚びたつまらない作品になるでしょう。
「ケバイ」と「鮮やか」のボーダーライン、「ぶりっこ」と「キュート」のボーダーライン、ちょっとしたことで行ったり来たりする微妙なところです。

先ほどの猫の作品、やり直した結果、「キュート」が強く、鮮やかさもなかなかのちょうどいい配色になったので、この作品はこれでよしとしました。

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↑最近始めたばかりのInstagramで周辺をぼかしたりした写真です。いや、しかし一眼レフカメラを練習中の私はこんな機能に頼ってはだめだ!!と思いつつ、簡単にお洒落な写真が撮れるので、はまってしまいそうです。
Instagramのアカウントはmarie0511です。

利用されているかた、どうぞよろしくお願いいたいしまーす!
posted by marie at 17:22| Comment(0) | モザイクやガラス

2015年01月09日

猫モザイクのお尻

次回の展覧会は新宿伊勢丹の猫をモチーフにしたグループ展です。
ということで今は、色々な「筒猫」(棒みたいに省略した形のモザイクの猫)を制作中です。
筒猫は、生き物を立体で作ってみたいと思って作り始めたシリーズです。その前に「鳥」にも挑戦したのですが、上手くいきませんでした。私の絵の特徴である、おおらかなフォルムを表現するにはどうしたらいいかなぁと考えていたときに、前にイベントで気に入って買って飾っていた、北米のファーストネイションズが毛皮で作った人形が目に入り、簡潔な形にヒントをもらいました。

筒猫の芯は石粉粘土という手軽ながらしっかりした硬さの出る素材で作っています。
そのベースに、練ったモルタルを塗って、モルタルが乾かないうちにハンマーでくだいたズマルト(モザイク用の色ガラス)を押し込んで貼り付けています。
途中経過↓

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こちらは筒猫のお尻、というか、底です。
展覧会場では立てて置いてあるので、手に取ってもらわないとなかなかお尻の部分まで見てもらえませんが、お尻もモザイクしてあります。筒猫に限らず、タワーのモザイクも、タワーの内側や、タワーの足の裏までモザイクしていますので、そーっと覗いてみてくださいね!

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ちなみに、ガラスはこういった割り台とハンマーで自分の使いたいサイズや形に割っています。
四角に割るだけでなく、直角三角形、二等辺三角形、平行四辺形にしたり、色々な形に割って、自分の作りたい模様に必要な形を作ります。
この割り台は大学院の時に自分で溶接して作ったものです。
(本場のイタリア流の方々は、刃を大きな切り株に差し込んだ割り台を使っているので、私のやつは珍しいタイプです。)もう刃がぼろぼろなので、そろそろ研がないといけませんね。でも刃を研ぐ訓練が足りなくてグラインダーでうまく研げません…。昔、お祖母ちゃんが包丁を研いでいたみたいに、砥石で研いだほうが上手くできるかもしれませんね。

【猫・ネコ・NEKOアート展】
猫を題材にした作品ばかりのグループ展です
私は5点前後出品予定です!よろしくお願いいたします。

会期:2015年2月18日[水]〜2月23日[月] ※2月24日は伊勢丹定休日
会場:伊勢丹新宿店本館5階 アートギャラリー
時間:10:30-20:00 最終日は16:30に終了

<伊勢丹新宿店>
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
電話番号 03-3352-1111
posted by marie at 11:51| Comment(0) | モザイクやガラス

2014年12月16日

タイルツアーだ!多治見編 後半

先日書いた「タイルツアーだ!多治見編 前半」の続きです。

モザイク浪漫館をじっくり堪能したあと、近辺のモザイク物件を車で見てまわりました。
橋の装飾
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公共施設の壁の装飾
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ゴミ捨て場の壁
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タイルメーカーの入り口のモニュメントや、ワークショップで制作したタイル作品のモニュメントなど、至るところにモザイクが設置されています。
あちこちに散在しているのと、特にモザイクが設置された場所の周辺の整備の様子から察するに、これらを観光資源として作っているわけではないようです。地元の産業を生かすといった趣旨でしょうか。

それから同行してくれていた、多治見で3代続くモザイク制作工房、モザイク美鈴の曽根さんの工房に行きました。

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すごい量の材料です。この写真は作業場になっている二階なのですが、一回のガレージはまるまる材料置き場になっていてぎっしり石やタイルがありました。外にも置ききれない石の板などが山積みで、羨ましいを通りこして、ちょっと管理が大変そうだなーと思いました(笑)

この日工房では、別荘用の壁装飾のモザイクと、お墓の床モザイクを制作中でした。

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スタッフさん、頑張っています!

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なな、なんと!金のズマルトを発見!これはイタリアのオルソーニ製で、厚い板ガラスと極薄の板ガラスで金箔を挟みこんで作られている超高級なズマルトです。
こんな物までふんだんに使わせてもらえる発注だそうで、世の中にはお金持ちがちゃんといるんだなーと感心しました。お墓の床モザイクも、「え、家?」というくらい大きいサイズで、神殿のようなお墓なんだろうなあと驚きました。一緒にいた辻さん(INAXライブミュージアム元館長)や村山さん(新しくできる多治見のモザイクタイルミュージアム学芸員)も「うわーすごい!」と驚かれていて、辻さんはしきりに「いいなあ、いいなあ、やっぱり作業場っていいなあ」とおっしゃっていました。
モザイク業界全体の仕事が減っているといわれている昨今の日本で、曽根さんほどコンスタントに仕事がくる人も他にいないのではないでしょうか。すごいです。

それから、多治見の織部ストリート沿いにある、曽根さんのお店も見せてもらいました。

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こちらでは一般の方向けにモザイク教室をされています。材料や道具も買えます。タイルだけではなくて、ズマルトや、石もあります。日本でこんな教室はいくつあるでしょうか。本当に珍しいでしょうね!
いつも曽根さんに会う時はモザイク仲間の飲み会なので、へべれけの曽根さんしか知りませんでしたが、すごい人だったんだなーと今回よくわかりました(笑)

あっという間に時間になってしまい、ここで皆さんとお別れしました。
このあと皆さんは飲みに行かれたようですが、次回は是非私もその会に参加させてくださいね!!
ご案内いただいた村山さん、曽根さん、辻さん、有難うございました!

夜は名古屋に戻って、芸大大学院で同じ研究室だった友人と会いました。
本当に大変だった修了制作を励ましあいながら一緒に乗り越えた友人です。
余談ですが…
私は当時、修了制作でリアルな水を使った噴水を作っていました。作品がトラブル続きで修了制作の設置期間に何度も校舎に水害を起してパニックに陥っていた時、研究室のメンバーに支えてもらったことは一生忘れません。水漏れしていまう作品の応急処置のため、何度も解体、修正、組み立てを一晩中繰り返すもなんともならず、噴水以外の絵の作品の設営がまったくできず、真夜中のアトリエで、「設置が間に合わなくて修了できないかもしれない。2年間が無駄になるかもしれない」と一人パニックで全身の震えと吐き気がおさまらなくなった時に「明日の朝みんなが来てきっと助けてくれる。大丈夫大丈夫」と自分に言いきかせて平静さを取り戻したくらい、日頃からみんなを信頼していました。そして、噴水がなんとか体裁が整ったことでフラフラになっていた私のかわりに、みんなが絵を設置してくれて、なんとか修了制作の提出に間に合ったのでした。
久しぶりに会ったひぐっちゃんは相変わらず癒し系でした。
そんな大切な友達と、名古屋の手羽先とお酒を堪能して、またみんなでなんかしたいねーとか言いながら、楽しい夜を過ごしました。
本当に名古屋まで来て良かったなあ。

<タイルツアーだ!常滑編 前半> につづく!
posted by marie at 22:07| Comment(0) | モザイクやガラス

2014年12月05日

タイルツアーだ!多治見編 前半

11月の末に、名古屋に1泊2日で一人勉強旅行に行ってきました。
普段はガラスでモザイクをしていますが、子ども病院に設置した大きなオブジェには、安全面と費用の両方から、タイルを使いました。今後のことも考えると、もっとタイルのことを知りたいなーと思い、以前から考えていたタイルの本場、名古屋・岐阜ツアー!遂に実現です。
どうせ多治見に行くのなら、タイルに詳しい人と会って話しを聞きたいなと思い、まったく面識がなかったのですが、思い切ってINAXライブミュージアムの元館長の辻さんに連絡をとってみました。するととてもとても親切に対応してくださり、なんと、光栄にも2日間のタイルツアーをサポートしていただけることになりました!これが素晴らしく充実した滞在のきっかけになりました。私なんか相手にされないかもなーと不安に思ったりもしたのですが、もし駄目なら断られるか無視されるだけじゃん!と開き直って連絡してみて本当に良かったです。

新幹線で名古屋まで行って、各駅停車で多治見へ。
多治見と笠原(多治見市と合併)は日本のモザイクタイル生産の90%を担っているタイルの町です。
多治見駅では、辻さんと、建設中の多治見のモザイクタイルミュージアムの学芸員の村山さんが迎えてくれました!ちなみにモザイクタイルミュージアムの設計は藤森照信さんです。
こちらのニュースサイトに模型の写真が出ています↓
http://www.nikkan.co.jp/news/photograph/nkx_p20140605.html
あーなんて面白そうな建物!というか、これは建物?というデザインですね。完成が楽しみです。

それから、お友達の曽根さん(多治見のモザイク制作会社の三代目)も加わって、4人での多治見ツアーになりました。
最初に連れていってくれたのは「モザイク浪漫館」

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最初は「なんだろうこの味わいのある建物は…」と正直思いました(笑)

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こんな風にビッシリと、建物いっぱいにタイル見本が陳列されています。

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山積みになったタイル。壁にかけられて埃を被ったタイル。中には割れているもの、半分しかないものなどもたくさんあります。土壁にタイルを施工した事例を壁ごと残した見本もあります。

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一つ一つきちんと見ていると、圧倒的なタイルの種類の豊富さ、新鮮なデザイン、最近のタイルやさんでは見かけたことのもないような高級品も混ざっていて、じわじわと「なんてすごい場所なんだろう!!」と浪漫館の素晴らしさに感動してきました。

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そして日本にはこんなに面白いデザインのタイルがたくさんあったのか!という衝撃をうけました。
私が知っている日本のタイルというのは、ほんの、ほんの、ほーんの一例だったんですね。

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タイルが流行した時代、沢山あったタイル会社が新しいデザインを開発したり、人気のあるデザインを少しだけアレンジしたりと、相次いで登録商標を取得したそうです。その時の記録が「図」で残っているそうですが、こんなにたくさんのタイル見本が残っている浪漫館でも、それら登録された全てのタイルが残っているわけでないそうです。そしてこういったタイルを作っていた会社が無くなってしまったりして、技術が失われて、もう原料も作り方も分からないタイルもあると聞いて、残念でなりません。

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この浪漫館の個性的なタイルに比べると、現代の流通しているタイルは最もシンプルなデザインではないでしょうか。工場での大量生産ができるとか、施工が簡単だとかいったコスト面や、実際設置した後のお手入れの手軽さとか、そういったことが重視されて淘汰されていったのでしょうか。

「もったいないなあ。これ復刻できたりしないんですか?」
ここに来た人が誰しも思うことだと思います。
ものによっては技術的には復刻できるデザインもあるそうですが、実現できるかどうかはやはり消費する「当て」があるかどうかという問題だということです。
これは、もしかしたら私の今後の展開に影響を与えそうな感じになってきました。

ところで、浪漫館の展示物は新しいタイルミュージアムに展示されるそうで、なんと、そのための準備作業を村山さんお一人でやっているそうです!!信じられない!この膨大な種類と量のタイル、と生産者の情報を体系的にまとめるなんてとても恐ろしいです。この日も浪漫館の管理人のアンドウさんと、功績を残したタイル職人さんの年表や家系図などをやりとりしていました。どおか、早く、村山さんを補佐する職員が採用されますように…。

タイルに詳しい一流のみなさんの解説を聞きながら訪問した浪漫館、これだけで多治見まで来た甲斐がありました。浪漫館のアンドウさんも沢山教えてくださってありがとうございました!

すっかり長くなってしまったので、今日はここまで!
<タイルツアーだ!多治見編 後半>へ続く

posted by marie at 07:00| Comment(0) | モザイクやガラス

2014年11月25日

直輸入に初挑戦

私がいつもモザイクで使っているカラフルなガラスは、ズマルトというモザイク用に製造された厚い板ガラスで、今日本では作っていません。ズマルトは本当に色が美しくて、かわりになるものがないので、製造しているイタリアの工房から買う必要があります。

まだ、ズマルトを全然持っていなかった大学院生の頃、ドキドキワクワクしながら訪問したベニスのオルソーニという有名なガラス屋さん。ウェブの写真で見た、塊のズマルトの板が図書館の様に沢山並んだ部屋でズマルトを選べるに違いない!!と期待して工房の門を叩いた私。カタコトのイタリア語で「ズマルトを買いたい。●●先生の教え子です。」と伝えたところ、「誰?日本でネットで買いなさい」と、日本の輸入会社のサイトを印刷した紙切れを渡され、期待していたズマルト部屋には入れてもらえず、「え、まじ、ここまできてそりゃないでしょ!!」と言いたいものの、イタリア語で言えず、悔し泣きしながら帰ってきてしまった思い出があります。(一応それだけの為にイタリアに行ったわけではなく、先生の仕事について行った帰りの自由な時間に寄りました)。行く前から、一見さんがいきなり行っても買えないかもよ、という噂は聞いていましたが、事前にアポイントをとるという発想がなかったので、「なんとかなるだろ」と突撃してしまったわけです。その日は先生と付き合いのあるスタッフさんがいなかったという不運も重なりました。その当時は「イタリア人め!」と怒っていましたが、今思えば、普通に小売でない日本の業者さんに訪問する時のことを考えたって、事前に自分でメールやら電話やらで挨拶して自己紹介してアポイントメントを取っておくべきなのに、まあ、今思えばまだ26歳くらいの頃は本当に世間知らずだったと言わざるを得ませんね!お恥ずかしい話です。(今も大差なかったりして…)

そんなほろ苦い失敗のせいで、それ以来私は日本の岐阜の輸入会社さんからズマルトを買っています。
しかし、先日、私がどうしても欲しい色のズマルトの在庫がなく、今後入荷予定もないということになりました。
そこで、再び、因縁のオルソーニのサイトにアクセスして、駄目もとだ!と覚悟してカタコトの英語とイタリア語で私の欲しいズマルトの見積もりをメールでお願いしました。
「イタリア人ってメールの返信1週間くらいこなそうじゃない?」という偏見も持ちつつ、
待つこと一日半。ちゃんと見積もりがきました!え、なんだ、普通に日本から買えるじゃーん!!!
一気に自分がグローバルになった気分です。
ズマルトの価格も日本で買うより安いです。
しかし…
送料が高いです。55ユーロ!?私が買うズマルト代金よりも送料のほうが高いです。
しかし、どうしても欲しい色なので、仕方がない。高くつくけど買うことにしました。
もしかすると、一気に沢山買ったほうが送料の比率が下がってお徳になるかもしれませんね。
あとは円高になるのを見計らってまとめ買いするとか。
少量買うなら、やっぱり日本の会社から買ったほうが安いです…。

そして、初めての外国の銀行への送金。よく分からないので、ひとまず銀行に行ってみようと思い、
私の住んでいる駅には銀行がないので、わざわざ電車で隣の駅まで出かけていきました。
しかし、そこでまたつきつけられたのは「外国送金手数料 5500円」。。。
テレビ窓口やネットの銀行でも3500円もかかります。
というわけで諦めて家に帰り、オルソーニにクレジットカードで払いたいとメールすると

「YES,you can」ということでした。
それなら手数料は為替処理等の事務手数料およそ1.63%(数百円)ですからね!
(最初は手数料は0円だと思っていましたけど…)

あー、とっても勉強になりました。
先日の三越展に立ち寄ってくれて、それまたカタコト英語で私が対応した中国系アメリカ人の方から、日本での滞在の感想を書いた長い長い英文のメールが来るようになったので、これは英語の勉強になるぞ!とペンフレンドになるべくせっせと返信している昨今。
「英語を克服する!」と誓ったのは今年の5月で、6月には意欲が低下してしばらく放ったらかしになっていた課題でしたが、またちょっと頑張らないとな、という気持ちになってきました。40歳になるころには、海外も日本も関係なく仕事をしているようなアーティストになっていたいです!
posted by marie at 18:48| Comment(0) | モザイクやガラス

2014年11月14日

タイルの本の表紙になりました!

明日発売されるタイルの本11月号の表紙に作品の写真が掲載されました!

タイルの本表紙.jpg

こちらは10月の銀座三越の個展で出品した観覧車のモザイクです。(写真撮影:伊藤嘉朗)
タイルの本は主に、建築やデザイン関連、施工業者やタイル関連事業の皆さんが、施工法やデザイン事例、材料の最新情報を共有する雑誌で、そういった方面の実績のない私の作品を表紙に使っていただけて光栄です。雑誌の後半にも私の展示の関連記事が1Pあります。この号はタイルの施工例(住宅や店舗の)コンペの受賞作品が掲載されていたり、憧れのモザイク作家のフェリーチェ・ニットロ氏の記事が掲載されている号で、とても嬉しいです。
(大学時代私がイタリア旅行で気に入って重いのを耐えて買って帰ってきた大きな作品集の作家がニットロ氏でした)

11月4日の記事でも記載したように、タイルの本は普通の書店には流通していませんが、
業者さん以外の方も編集部に直接メールで注文すれば購入できます。
ご興味のある方はよろしくお願いいたします!

タイルの本のホームページ
http://www.tile-no-hon.com/buy.html

それにしても今回はペンさんの撮影してくれた写真が良かったおかげで熾烈な選別をくぐりぬけて表紙にしてもらえたと思います。(この号は他にも表紙にされるべき作品が色々ありましたので…。)
これまで、そこまで作品の写真について真剣に考えていなかったので、大事だなあと改めて思いました。
特に立体作品は自分で上手く撮影できないうちは、きちんと撮影の予算も考えておなないといけませんね!
勉強になりました。
posted by marie at 15:14| Comment(0) | モザイクやガラス

2014年11月04日

タイルの本のお知らせ。

その名も「タイルの本」というズバリ、タイルの月刊雑誌があります。
一般の書店では置いておらず、タイルフェアのような建築資材系の業者さんが集まるイベントなどで購入したり、インターネットで注文して買える雑誌です。一般の人には「なんてマニアックな!」と思われると思いますが、タイルやモザイクの専門的な最新情報が得られる日本国内の情報誌を他に私は知りません。国内で設置された新しいモザイク作品の情報なんて、どうやって知るか分かりませんよね!モザイクは建築の一部になっていることが殆どで、その中間的な立ち居地の所為か、アート雑誌でも、建築雑誌でも、なんとなくスルーされているのが現状です。ましてや海外の情報なんかは、SNSでイタリア人の投稿をチェックするくらいですが、読めないので詳しく分かりません。
そんな情報不足のモザイク、タイル業界の情報の糸口になるのが「タイルの本」です。
どこそこのタイルのショールームが改装してすごい!とか、どこそこメーカーの新作のタイルが面白い、とか。気になる情報が載っています。また、海外のモザイクやタイルの作品も日本人のモザイク作家さんがレポート記事を書いたり、外国人の記事を翻訳して掲載しています。
基本は年間購読のようですが、私は好きな作家さんの特集など、欲しいバックナンバーを何度かインターネットで注文して読んでいました。
そんな折、先日の銀座三越の展覧会にタイルの本の編集長さんがモザイクの先輩の紹介でいらしてくれました!
そして、三越個展のモザイク作品のことを新世代のモザイク、というような感じで11月号の記事に掲載してくれることになりました。
自分がちょうど読んでいた「タイルの本」に掲載してもらえるというのはとても嬉しいです。
しかもその号の●●は私の作品の写真!いいんですか!?
すごくいい記念になりそうで、楽しみです。

タイルの本11月号は11月15日発売です。
購入ご希望の方は、編集部に直接ご連絡ください。

「タイルの本」サイト http://www.tile-no-hon.com/what's.html






posted by marie at 19:58| Comment(0) | モザイクやガラス

2014年10月20日

バーナーワークのotonari工房

先日の三越展で出品した最新作品では、色々と新しい技のバーナーワークでのガラス部品を使いました。

バーナー部品説明.jpg

水玉模様や、縞模様、ツートンカラーやガラスinガラス!、とげとげ型などなど、より私の絵のイメージに近い立体作品ができました。それもこれも、otonari工房のあやか先生の御陰でございます!

otonari工房【ブログ】→http://otonari67.exblog.jp
otonari工房【酸素バーナー教室詳細】→http://otonari67.exblog.jp/i18/

思いおこせば展覧会1ヶ月前…
いつもバーナーを教えてもらっている貴子ちゃんが出産帰省中の為、バーナーワークができる都内の工房探しをあたふたと始めました。貴子ちゃんの知り合いや、ネットを探して、電話をかけ、
「ぶっちゃけバーナーは初心者ですけど、作りたいものが決まっているんで、それだけ自由に作るのを手伝って欲しいんです。しかも2週間以内に全部。」
「…えーと、うちは基本のレッスン18回を最後まで終了しないと自由には作れません。」
まあ、当然です。バーナーワークというのはガスと酸素をミックスさせて強い火力を扱うとても危険な作業です。それに、基本ができてないと、グダグダになるのは目に見えていますから、ほとんどの教室が、基本レッスンをビッシリと用意しています。大学院の時は、色々な特殊な工房で最初から好きに無理なことをやらせてもらえたので、社会に出るとそんな非常識が恋しくなります。ちょっとはやったことあるし、ポイントだけ教えて欲しいんですーなんて、普通は対応してもらえません。しかし「経験者なんで全部一人でできますから、機材だけレンタルのほうでやらせてください」とはとても言える実力はないので、恥をしのんでは何軒か電話して、工房選びは難航していました。
忙しい時期で、移動中にスマホで検索しては、電話、みたいなことをしていましたが、ガラス屋さんからのリンクで見つけた、個人の工房は、女性の作家さんで、ブログの雰囲気から、柔軟に対応してくれそうだなあ、と感じました。しかも、その日、ちょうど立川の伊勢丹で展示販売会をやっているということだったので、新宿にいましたがすぐ立川に行くことにしました。やっぱり会えるなら、お願いする前に一度会っておきたいと思ったからです。そして伊勢丹でお会いしたあやか先生は、綺麗な先生で、作品もとても繊細で素敵でした。フレンドリーで、初対面ながら私の我侭なお願いに「いいよー!」と言ってくれたので、伊勢丹展示が終わったらすぐに工房に通わせてもらう約束をしました!良かった良かった!

工房は国立駅から5分くらいで東京の西側在住の私には近くて便利でした。
そして、だいたい2週間の間にひつこく通って、作品を仕上げさせてもらいました。

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酸素バーナーは2台で、先生が隣のバーナーでやってみせてくれました。
最初はバーナーの使い方から丁寧に教えてくれます。
色々作りたいものがありますが、まず、「このテクニックだけは最初にしっかり練習したほうがあとあとやりやすい!」というものを初回に教えてもらいました。
火の中でのガラスの切り方や、ピンセットを使った余計なガラスの除去、ガラス棒の球作りと、それの中心にポンテ(補佐用のガラス)をつけるテクニック、ホットポンテとコールドポンテ、太いガラス棒から細いガラス棒のひき方、そんな基本技術ですが、これまできちんとやってこなかったので、改めて真面目に取り組むと、球の中心にポンテをつける、というのが超難しい。というのも、球のついているガラス棒を左手で熱して回転しながら、右手でポンテ(細いガラス棒)を球にくっつけ、くっつけて冷めるまでの数秒間で両方のガラス棒を回転させながらポンテがしっかり球の中心に、しかもまっすぐになるようにつけるからです。それがなかなかできなくて、ここ最近ではもっとも集中力を使った時間でした。完璧ではないですが、なんとか2時間でそれなりにできるようになりました。私は、技術を人に「教わる」のが好きです。余計なことを考えたりしゃべったりして集中を切らさず、すぐには分からないことも先生の言うことだけを頭の中でシュミレーションして「必ずできる」と信じて何度もトライして体がついてくるのを焦らず待つ、と大体大丈夫です。あやか先生は細かく指導して下さるので、私はとてもやりやすかったです。

そして、基本を教えてもらうと、確かに!作業が前よりもぐっとスムーズにできるようになりました。
先生に「こうゆうものを作る時はこういう手順で」というデモンストレーションをしてもらいながら、色々な技に挑戦して、2週間で本当に勉強になりました!
最初に感覚をつかむまで、数日集中して通うのはお勧めです。
院生の頃、(モザイク立体の原型作りやモザイク用のタイルを制作するため)陶芸の教室も3ヶ月ほぼ毎日通いつめて練習したこともありますが、間をおかずに練習すると、上達するスピードも早くなる気がします。

otonari工房の中には、先生の作品の販売スペースもあります。

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あーこんなに作れるようになれたら、さぞ楽しいだろうなあ…

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たまに他の生徒さんと一緒になることがありましたが、その方は前からotonari工房に通われている方で、先生のような花がガラスの中に閉じ込められたような、超難しそうな作品に挑戦されていました。
こんなすごいのまでできるようになるんだ!!と驚きました。

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また、ある日はワークショップをされていて、一日だけでペンダントトップのような作品を作られていました。初心者の方でも先生が色々補佐してくれるので、可愛い作品がちゃんと作れるようです。すごく喜んでいらして、たまたま隣にいた私も嬉しい気持ちになりました。(ワークショップは開催期間があるようなので、詳細は先生にお尋ねください。)
自分用にもいいですが、誰かに手作りの素敵なプレゼントをあげたい時なんかにもいいだろうなーと思います。
先生は百貨店などで販売されるイベントも頻繁にあるようなので、ガラスアクセサリーがお好きな方、是非チェックしてください!!

otonari工房【ブログ】→http://otonari67.exblog.jp
otonari工房【酸素バーナー教室詳細】→http://otonari67.exblog.jp/i18/

ではでは、先生大変お世話になりました(^^)またよろしくお願いします!
posted by marie at 16:32| Comment(0) | モザイクやガラス

2014年10月16日

即席モザイク教室

展覧会からもう一週間があっという間に経ちました。
ここ最近は、「展覧会が終わったらね!」と先延ばしにしていた、人との約束を順番に果たしているところです。
今日は、アーティストの友達夫妻がモザイクをやってみたいということで、かなり遠いところから家まで来てくれました。一緒にお昼を食べながら、イメージを確認して、使う材料や作品の大きさを話し合って、いざ制作開始!

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仲良しの二人は二人で一個を制作中。
ハンマーは少し難しかったので、ぱちっと割れるニッパーで割ってもらいました。
テッセラを割る担当と、小皿にセメントをつけてテッセラを埋めていく担当に分かれて頑張っています。

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実はここまでくるのに二時間経過。モザイクは時間がかかります。

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遂に完成!ここまで二人がかりで4時間半。
ちょっと大変なやつに挑戦してしまいましたね(笑)
彼女のいつもの絵のモチーフになっている動物の頭部の形がくっきりとシンプルでお洒落です。
一般向け教室はやっていませんが、友達とやると、作業中ずっとおしゃべりできるので教えるのもなかなか楽しいです。

色々と人と会う楽しい予定がありますが、年末の展示、年明けの展示、来年6月の個展も決まっていますので、そろそろ少しづつ作業を始めます。
仏蘭西厨房かえりやまでの展示も開催中です!
posted by marie at 21:56| Comment(0) | モザイクやガラス

2014年09月21日

ガラス部品制作中

今は三越展覧会の準備中です。
届いた額縁に不具合があって、慌てて交換してもらったり、私の計測ミスでマットを買い直すのに連日額縁やさんに出かけたり、先週は家と都心を行ったりきたりしましたが、なんとか絵の方の準備は完了しました。ほ。
ここ数日は、まだ製作中のモザイクに使うガラスの小さな部品をバーナーワークで制作中であります。
いつも助けてもらっているガラスの専門家、貴子ちゃんが出産して帰省中なので、今回は国立のOTONARI工房に連日通っています。
これまでは単色のガラスをバーナーで溶かしながら形を作っていくだけでしたが、今回は、水玉や縞などの模様をつけた部品を作っているので、難易度がぐっとあがりました!縞模様はどろどろに溶けたガラスを捻りながら作るので難しい…。綾香先生の熱い指導を受けながら制作中です!
でも私らしい感じの部品ができつつあるように思います。モザイクにはめ込むのが楽しみです。

そしてやっと明日の朝にDMを発送します。今回は少し発送が遅くなってしまいましたが、皆様どうぞよろしくお願いいたいします!

【小林真理江展−お喋りと水の音−】
2014年10月1日(水)〜10月7日(火) 
10:30-20:00 最終日は17時終了
銀座三越8階 アートスペース∞
〒104-8212 東京都中央区銀座4-6-16
大代表 03-3562-1111
posted by marie at 23:54| Comment(0) | モザイクやガラス